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== ハンドメイド ==

嵐が過ぎて。

昨晩の台風、恐ろしい夜でしたね。
このブログを読んでくださっている皆さんの地域はご無事でしょうか?

私の地域も避難勧告は出ていたのですが、浸水の心配はないだろうと判断してお家に家族で篭っておりました。
それでも雨風の音がすごく、緊急警報の音に娘は怯え、不安な夜。

台風が去り、大きな被害は何もなく済んだのですが、被害に遭われた地域の映像をニュースで見ると胸が苦しくなります。
私の友人も何人か浸水被害にあったそうで…少しでも早い復興をお祈り致します…。



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不安な夜は、少しでも穏やかに過ごせるようにあたたかな紅茶と優しい物語を。
《大草原の小さな家》や《赤毛のアン》のように、自然と温かな人々との触れ合いによって、成長していく少女のお話。
大切なお話がまたひとつ増えました*

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夜中になっても中々寝付けなかったので編みものも。
一気に進んでついにグラニースクエアのブランケットが完成しました。

モチーフ84枚で、大きめのブランケット。
ウールの毛糸で編んだのでとても暖かいです*

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本格的に寒くなる前に完成できて良かった!
マーガレットのグラニースクエアの編み図はこちらを参照させていただきました。
一回り大きいサイズにしたかったので、サイトの編み図にもう一周長編みをプラスしています。
ふち編みのスカラップはオリジナルで大ぶりのフリルにしました*



天災避けようがないものですが、もしもの時の備えはきちんとしておかなければと改めて思った夜。

どうかすべての人があたたかく、穏やかに過ごせる日々が早く訪れますように。

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== お出かけ ==

宵待草の夢。

その昔、井の頭公園駅の前にひっそりと存在していた喫茶店、宵待草。

初めて訪れたのは18歳の時。
繊細さと自意識の狭間で常に揺れ動く少女時代に出逢ったこのお店は、そんな私をそっと受け入れてくれる特別な場所でした。

このお店で出逢った作品や世界や人は今でも私の中で大きな存在。
後に惹かれた作家さんたちも、皆さんこの宵待草のサロン出身であったり、店子として働いていた方だったり何らかの形で宵待草に関わっていた方が多いのです。

沢山の人々の間でひっそりと、そして深く愛されていたこの場所が閉店して早9年。

思い入れが深すぎてしばらく井の頭公園駅に行くことすら出来ないくらいだったのですが、なんとこの10月の間だけ限定復活するとのお知らせが入り、胸が苦しくなるような気持ちで心待ちにしておりました。

そしてついに今日、幻の場所へ。

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ああ、小澤清人さんのこの大正浪漫な看板を見るだけで、少女時代にタイムスリップした気持ち。

生きている日々と、自分の心とのすれ違いに違和感を感じながらも、どうすることも出来ずただ苛立ち、諦め、物語の世界に没頭したり歌うことで誤魔化していたあの頃の私が、この看板を見上げて救われたような気持ちになったこと、今でも鮮明に思い出します。


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初めて訪れた13年前と何も変わらない空気。
白い壁に緑のキッチンカウンター、フランソワーズ・アルディのささやくようなけだる気な歌声が流れて、至るところに飾られたお花たちが、公園からの風に揺れていて…

この蘇った宵待草の空間に足を踏み入れた時の感動、とても私の語彙力では書き表すことができません。

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昔大好きだった窓側のお席に座って、カウンターの中にいるアツ子さん見たらもう泣いてしまいました。

アツ子さんの原画を見たのも、そしてアツ子さんと初めて会ったのも宵待草でした。

アツ子さんがいて、キミコさんがいて、紅茶の香りが漂って。
あの頃の気持ちが沸き上がって胸いっぱいに。

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キミコさんの原画も沢山飾られていて。
どことなく悲しいような瞳をした、華奢な少女と花や動物、キミコさんの絵の世界も本当に大好き。

描かれるモチーフはファンタジックだけれど過剰な甘さはなく、子供たちは笑顔ではないけれど諦念を纏うわけでもなく、孤独であってもそこに絶望はない、静かな静かなキミコさんの世界。


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この窓際の席から、宵待つ緑たちを眺めるのが大好きでした。
静かに時を刻む森のような空間。

アツ子さんのケーキと紅茶を飲んだらまた涙…多感な少女に戻ってしまったみたい笑
ケーキはもちろんだけれど、アツ子さんの淹れる紅茶はいつもどこでもまろやかで優しいお味。

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懐かしいカモミールミルクもいただきました。
すみれのカップが嬉しい。
ほのかな甘みが、センチメンタルな心に染み渡っていきます。

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キミコさんのポストカードをいくつかお迎え。
我が家には沢山キミコさんのカードコレクションがあるのですが、本当に大切でなかなか使えずコレクションが増えるばかり。

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在りし日の宵待草を写したカードと、娘へのお土産にチューリップのアイシングクッキーも。

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ポストカードをお迎えしたら、キミコさんがサインを書いて下さいました。
昔むかし、何度目かの宵待草のときにポストカードをお迎えした際、キミコさんが優しく「これね、私が描いているのですよ。気に入って下さってありがとう」と仰った日のことが蘇ります。


なんだか半分夢見るように、懐かしい場所でのひとときを過ごさせていただきました。
本当に、あの宵待草に再び訪れる日が来るなんて…。

今日は少女時代の追憶に浸りたくて一人で訪れましたが、次は娘を連れてまた行こうと思います。
今月いっぱいの幻の夢、この1ヶ月のこともきっと沢山の人の大切な記憶の欠片となることでしょう。





吉田キミコ→HP
金田アツ子→twitter



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== 雑貨 ==

アリス展のお土産とプレゼント。

昨日のアリス展で購入したものたち。

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ポストカードやしおり、ファイルなど。
私は特にマリー・ローランサンのアリスとエリック・カールのチェシャ猫のものがお気に入り*

しおりは娘とお揃い。
娘は彼女のセレクトでポストカードを数枚購入しました。
私のお友だちのお姉さんによく遊んでもらう娘は、お姉さんにお手紙を渡すのが好きなのでいつもポストカードやレターセットを欲しがります*

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ブックカバーも、ミュージアムショップでついついお迎えしてしまうもののひとつ。
チケットも大切に取っておきます。

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テニエルのMad Tea Partyのプリントの大きなキャンバスバックは、娘と二人で図書館に行くとき用に。
テニエルの絵のクッキー瓶と、水曜日のアリスさんのオリジナルブレンドコーヒーもお迎え。

アリスコレクションが一気に増えてしまいました♪笑
今日のティータイムはアリスクッキーをいただくつもりです。







今日はパパからのプレゼントもお家に届きました。

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L'OCCITANE×Pierre Hermé Parisのコラボ香水とボディークリーム。
テスターをつけて帰ったらパパがすっかり気に入ってその場で予約してくれたのです♡

Jasmine-Immortelle。
ビターなオレンジブロッサムの香りが大変好み。
限定品なので、大切に使おうと思います*








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こちらはアリス展の帰り道に立ち寄った素敵なお花屋さんでお迎えしたオーナメント🎠
 
小さな頃から外国の児童文学に登場するナーサリールームに転がる木馬や、移動遊園地の古ぼけた回転木馬などに惹かれていて、今でも木馬やメリーゴーランドモチーフのものを見かけるとついつい手に取ってしまうのです。

今年のクリスマスツリーに飾るのがとても楽しみ✧

今は小さなアパート住まいだけど、いつか夢のお家に住めたら壁一面本棚のお部屋を作って、
お気に入りのテディベアとブランケット、トイピアノと小さな木馬が置かれた大人の子供部屋を作るのが私の夢です。

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== お出かけ ==

秘密の花園へ。

そごう美術館を出たあとは、そごう内にあるAfternoon Teaでランチ♪
時折びっくりする食欲を見せることがある娘なのですが、今日もその日だったらしく大人用一人前のサンドイッチランチをぺろりしてしまいました笑

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食後に二人ともハーフサイズケーキも*
バナナケーキ、甘さ控えめでとっても美味しかったです。
(ちなみにお腹ペコペコでお料理のお写真はまた撮り忘れました…笑)

食事中に小雨模様だった空も晴れてきて、せっかく横浜まできたし、もう少し遊んでいこうかという話になり、バスに乗って久しぶりの横浜イングリッシュガーデンまで。

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現在オータムガーデンフェア開催中の横浜イングリッシュガーデン。
ハロウィンの飾りつけが至るところに施され、沢山のジャック・オ・ランタンたちが出迎えてくれました🎃

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カントリーテイストのハロウィンディスプレイ、たまらないです…!

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このポーズ、お化けだと思っていたら「アリスから逃げる白兎」だったそう…ごめんね笑

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園内は秋バラが見頃を迎えていてました。
バラを見に行きたいなと思っていたところだったのでとても嬉しい。
先ほどまで降っていた雨粒が、曇り空を割って射すお日様の光にきらきらと輝いていて、あたりには甘いバラの香り。
物語の世界に迷い混んだ心地。

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ヴァンパイアやハロウィンゴーストモチーフを愛でるゴス心を持った娘が大喜びしていた芝生のデコレーション笑

このお墓に眠る誰かも、ハロウィンの夜は真夜中のガーデンパーティーを繰り広げるのでしょうか…。


ローズ&クレマチスガーデン、ローズ&グラスガーデン、ローズ&ハーブガーデン等々、テーマごとの薔薇と植物によって彩られたガーデンを秘密の花園ごっこをしながら二人で散策。
もちろん、娘がメアリ、私は庭師のベンです!(ヨークシャー訛りで笑)

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「秘密のお庭だわ!お庭は生きてるのかしら?駒鳥さん、入り口を教えてちょうだい!」

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庭仕事に疲れて眠ってしまったメアリだそう。
或いは、不思議の国での冒険の真っ只中のアリスの姿?



薔薇の香りを胸いっぱい吸い込み、お花の名前を当てっこしたり、娘は見つけたベンチ全てに座り笑、小さな小道を見つけては好奇心に満ちた瞳で覗き込み…おとぎ話のようなガーデンでのひとときを楽しみました*


帰りの電車ではこくりこくりと船をこぎ、気付けば夢の世界へ。
その寝顔にかつてキャロルが愛した少女の面影が重なります。

娘の今はまさに、人生においてのGolden Afternoonの時期なのではないでしょうか。
子供時代、少女時代の儚さを想い、ちょっぴり切ない気分になってしまう帰り道。
今夜は大人への道の一歩手前のアリスが再びWonder Landへ行くティム・バートン版アリスの映画をかけながら眠りましょう…*




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== 美術 ==

不思議の国のアリス展

今日は娘と横浜のそごう美術館まで、楽しみにしていた《不思議の国のアリス展》を観に行ってきました*

以前、Moeのアリス特集についてのblogでも書きましたが英国児童文学で育ち、ロリータ文化の中で少女時代を過ごした私にとって、アリスシリーズはとても思い入れのある児童文学のひとつ。

言葉遊びが楽しい物語はもちろん、テニエルの挿し絵も大好きですし、ラッカムの描くアリスも、ディズニーのアリスも、そしてルイス・キャロルことドジソン教授の撮ったお写真も大好き!

今回の展示会ではテニエルの直筆デッサンはもちろんのこと、キャロルが描いた挿し絵やラッカムの原画も観ることが出来て幸せでした…*

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そごう内のフォトスポットにて。
今日はアリスコーデの娘です♥️♠️


第一章始まりの話━アリスの誕生では、キャロルの肖像やキャロルによる挿し絵の下書き、テニエルのデッサンなど原作アリスファンならときめかずにはいられない貴重なコレクションの数々が展示されていて、娘と一緒にじっくり鑑賞しました。

キャロルの描いた涙の池の下書きがとってもかわいくて私たちのお気に入り。


第二章アリスの物語━不思議の国への招待は、現在活躍中のアーティストによるアリスの絵画のコレクション。
ここのフロアは写真撮影可能でしたので、何枚か紹介しますね。

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チャールズ・サントーレによる作品。
アメリカのイラストレーターで、鮮やかな色使いがとても素敵ですよね。
人魚姫やオズの魔法使いの絵本なども手掛けているそうなので、いつか読んでみたいです。


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素朴で可愛らしいこちらのアリスはヘレン・オクセンバリーの作品。
ヘレンの絵本は日本でも数多く出版されていますし、なんとなく見たことがある…という方も多いのではないでしょうか?
画像のアリスの絵本も、少しお値段張りますが買えますよ♪

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ロバート・インベン。
2枚目のタイトルは《アリスのお姉さんも夢を見る》。
不思議の国へのガイドが時計を持った白兎なら、アリスのお姉さんは現実世界でのメンターのような印象を抱きますが、この絵を見るとお姉さんも夢を見、好奇心を抱く少女の心をちゃんと持っていることが描かれているようでなんだかきゅっと胸を締め付けられました。

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緻密な筆致でジョン・ヴァーノン・ロードが描くハンプティダンプティはアリスの世界の奇妙きてれつな雰囲気たっぷり。

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こちらもジョン・ヴァーノン・ロードの作品ですが、不思議の国の昆虫や植物を描いているそうで、物語や絵画の中の植物が好きな私は嬉々としてじっくり心行くまで鑑賞しました*


第三章のアートの国━世界が愛する永遠のアリスでは、前述のラッカムのアリス、エリック・カールによるチェシャ猫いもむし(とっても可愛い!)。

ロリータカルチャーから澁澤龍彦に出逢った人なら誰もが通る道、ヤン・シュヴァンクマイエルのコラージュも!

草間彌生さんの作品や、写真に刺繍を施して表現する清川あさみさんの作品など、様々なジャンルのアーティストが造り出すアリスの世界を堪能しました。

そうそう、先日マリアさまのお庭での個展を拝見させていただいた清水真理さんのお人形とも再会*
イノセントなアリス人形に娘も再び魅了されたようです。

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展示会場内にもフォトスポットがあり、アリス気分を味わえます♪
ここでは赤ちゃんのお人形も用意されていて、豚の赤ちゃんを抱くアリスと2ショットが撮れるのですが、娘は赤ちゃん人形を怖がって抱っこしてくれませんでした笑

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小さな娘が覗くのは、さらに小さなアリスの世界。
薔薇の咲くお庭でクロケーをする女王さまに見つからないようにね!

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鏡の国に迷い混んだかのようなフォトスポット。
ガイ・フォークスの日の前日、暖炉の前で子猫のキティと毛糸で戯れながらいつもの空想遊びをしていたアリスは、鏡の向こうへ、再び摩訶不思議な冒険に出るのです。



アリスが白兎を追いかけて不思議の国への穴に落ちたのは七歳のとき。
ちょうど七歳、アリスタイムに突入したばかりの娘と、心から愛するアリスの世界を観ることが出来て、とても幸せでした。

もしかしたら娘も、空想遊びをしながら私の知らないところで不思議の国への扉を開けているのかもしれません。
喋るお花や、あべこべな謎々、動くチェスの駒に恐ろしい怪物…とびきり楽しくて可笑しくてちょっぴり怖いおとぎの国への鍵を心に持つ娘は、今日どんなことを思いながら作品を観ていたのでしょうか。

あたたかな日差しがさすGolden Afternoon、黄金の午後にお昼寝をしている娘の寝言に、もしかしたらそのヒントが隠されているかも。

やがて不思議の国から離れる時がきても、彼らのことやその世界の存在を忘れないでね、なんて考えながら、展示会を後にしました。

この後はもう少し不思議の国の余韻に浸るため、素敵なところに行ってきたのですがそれはまた次の記事に。


アリス展、横浜そごう会場は11月17日まで。
アリスを愛する皆さん、是非訪れて下さいね♪

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