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== お出かけ ==

旅日記Ⅶ~ポーラ美術館

旅の記録、その7。
最終日は少しお空が御機嫌ななめ、終始深い霧が降りていたのですが、霧に白く染まる山々は美しく幻想的でいつまでも眺めていたくなる光景でした。

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最後の日に向かったのは、ポーラ美術館。
《シンコペーション━モネ、セザンヌ、ピカソ ー。巨匠たちと出会う現代アート》という企画展が開催されています。

自然と美術の共生を謳うポーラ美術館が、美術における過去と現在の表現も断絶するべきではないと、美術館始まって以来初の大々的に現代作家に焦点を当てた企画なのだそう。

モネ × セレスト・ブルシエ=ムジュノの、円形プールの水面を漂う白いボウルの作品や、 ダリ × アリシア・クワデによる鏡とガラス、ランプを組み合わせてダリの神秘世界を表現した作品。

東洋陶磁 × オリヴァー・ビアの様々な器の内側に響く声をマイクで捉えるインスタレーションなどなど 、企画展フロアは撮影禁止のためお写真はありませんが、 インスタレーション、映像作品、音の作品などを体感して楽しめる魅力的な展示でした♪

娘も興味津々といった様子で楽しんでいて安心!
しかも夏休みは子供は入場無料で、森の散歩道でのグリーンアドベンチャーも行っていましたよ*(課題の植物をすべて見つけると、モネのポストカードをプレゼントしてもらいました)


常設作品フロアは撮影可でしたので、お気に入りを紹介します。

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ピエール・オーギュスト・ルノワール《レースの帽子の少女》
夢見るような瞳の少女がとても可憐です。

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同じくルノワールの《水浴の女》。
自然の色合いと、半裸の女性の艶やかな肌質の融合がとても美しい一枚ですよね*

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マリー・ローランサン《 ヴァランティーヌ・テシエの肖像》
大好きなマリー・ローランサン。
東京のローランサン美術館が閉館してしまって悲しみに暮れていたので、マリーの絵が見れてとても嬉しい!

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ドガの《踊りの稽古場にて》。
バレリーナの姿を数多く描いたドガ。
ドガの絵とも、数年ぶりの再会で胸が高鳴りました。

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ポール・ヴァレリー著、ドガ挿絵の《ドガ・ダンス・デッサン》。
ドガとヴァレリー年齢は離れていますが、芸術観家とて20年以上に渡り親密な交流を続けて、友情を育んだそうです。

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ポーラ美術館の目玉といえばやはりクロード・モネの《睡蓮の池》ではないでしょうか?
こちらは18点の連作のうちの1点。
柳の葉や太鼓橋がどこかオリエンタルな雰囲気。水面に浮かぶ睡蓮が揺れるかすかな音が聞こえてくるよう…。


大好きなガラス作品も何点か紹介します。

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こちらはラリックによる、ドガの踊り子をモチーフにしたパウダーボックス!
ガラスの踊り子の清廉なシルエットにうっとり。

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ラリックに並んで大好きなエミール・ガレの作品。
アールヌーヴォーを代表するガラス作家。ジャポニズムを感じる模様、優美な曲線、ノーブルな佇まい…これらを使っていたマドモアゼル(あるいはマダム)たちの姿を想像して、しばし20世紀初頭のパリへと夢の翼を羽ばたかせました。


館内の作品を堪能したあとは、隣接の《森の散歩道》へ。

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ブナ、ヒメシャラなどが群生する富士箱根伊豆国立公園内の一部で、写真の通り緑に溢れた素晴らしい散歩道。
この時間には霧がとても低いところまで降りていて、鳥のさえずり、風に揺れる木々の音、早川のせせらぎを聞きながら白い森を歩くと今にも妖精が現れそうな雰囲気でした。

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娘には、この蝶に乗った妖精の姿が見えるのかしら?

森の散歩道では、スーザン・フィリップスによる音のインスタレーションが展開されていて、まさに幻想の世界でした。

blogに動画を載せる方法が分からないので、Instagramに投稿したものを貼っておきます♪
是非、ご覧になってください。
トールキンの描くエルフたちの世界のようですよ。
こちら


箱根最後の1日は、古典と現代の美術、そして自然の美しさを五感全てで体感することが出来ました*

これにて、箱根旅行のお出かけ記録は終了です。(お宿のことやお土産はまた別の記事に書きますね)

3日間ミュージアム尽くしでしたが、子供も楽しめるミュージアムばかりなので、お子さま連れにもほんとにおすすめです。

自然に囲まれ、緑と澄んだ空気の中でたくさんの美しいものの世界を観れて、とても幸せな旅行でした*

旅の記録、ここまでお付き合いいただいてありがとうございます。

また来年も素敵な旅ができますように…!


旅日記のログ↓

旅日記Ⅰ~ガラスの森美術館①

旅日記Ⅱ~ガラスの森美術館②

旅日記Ⅲ~星の王子さまミュージアム①

旅日記Ⅳ~星の王子さまミュージアム②

旅日記Ⅴ~箱根ラリック美術館

旅日記Ⅵ~彫刻の森美術館

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