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== 読書 ==

女の子のティータイム



私の祖母は昔、喫茶店をやっていました。
どっしりとした茶色い木のテーブルやカウンターがあり、珈琲の香りが漂う店内。

カウンターの前には祖母の趣味であった沢山のティーカップとコーヒーカップが並んだ棚があり、店の奥にはアップライトピアノ。
そしてお店の真ん中には鉄道好きの祖父自慢のドイツの鉄道の模型が走っている、という喫茶店でした。(ちなみに、店名もそのドイツの鉄道会社名だったのですが、会社に直接許可をいただいたというこだわりっぷり!)

祖母が亡くなってしばらくは母が引き継いで営業していましたが残念ながら今はもうお店をたたんでいます。
でもその時の名残で、我が家には沢山の茶器があります。
ウェッジウッド、マイセン、ロイヤルコペンハーゲン、リチャードジノリ等、一般庶民の我が家には相応しくないカップたちです(笑)
祖母が残してくれた財産ですね*

私が実家を出る時に母が私のお気に入りをいくつか持たせてくれました。
普段はマグで済ませていますが、茶器にもこだわって丁寧にいれた紅茶は格別です。

前置きが長くなりましたが、最近読んだ本。


図説 英国ティーカップの歴史 ---紅茶でよみとくイギリス史 (ふくろうの本/世界の文化)図説 英国ティーカップの歴史 ---紅茶でよみとくイギリス史 (ふくろうの本/世界の文化)
(2012/05/23)
Cha Tea 紅茶教室

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この本、よくある紅茶読本とは違ってとっても面白かったです♪
お決まりのお茶の歴史はもちろんなのですが、喫茶文化の広がり方とそれによって姿を変えていく茶器について、当時のプリンスやプリンセスのエピソードと絡めて紹介されています。

紅茶が広まった当初はソーサー(当時はティーボウルと呼ばれていたそう)に紅茶を移して飲んでいたなんてびっくり。
他にも当時貴重だった砂糖菓子のこと、ティーガーデンの流行、アフタヌーンティーの流行、当時大流行したレシピ本に載った紅茶の淹れ肩のゴールデンルールなど、乙女心くすぐるコンテンツが沢山。
もちろん、美しい茶器の写真も沢山載っています。

私が特に好きだったのはナーサリーティーのページ。
ナーサリーとは子供部屋のこと。
「ティーメイクが出来ればお嫁にいける」と言われていた時代、子供部屋でのティータイムはレディ教育のひとつだったのですって!素敵!
ピーターラビットのナーサリーティーセット、家にもありました。

それからハリーポッター好きなら反応せずにはいられない紅茶の葉の占いや、ピーターラビットや赤毛のアン、ミスマープルシリーズの中の紅茶についてのページもあって嬉しい♪

あとあと、ミルクが先か、紅茶が先か、階級によって違うとか…面白い!

紅茶好きはもちろん、英国カルチャーが好きな乙女が楽しめる一冊です。
読んだらお気に入りの茶器をあたためて、とっておきの紅茶が飲みたくなること間違いなしです。

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