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== 読書 ==

魔法使いのハーブティー

魔法使いのハーブティー 有間カオル

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本屋さんで、タイトルに惹かれて購入したこの本。
実はライトノベルというジャンルは結構苦手なので、どうかな…と不安だったのですが、とても素敵な本で一晩で読破してしまいました♡笑

親を亡くし、親戚中をたらいまわしにされる主人公は、夏休みの間だけ伯父の家に預けられることになります。
伯父の家はハーブティーを専門とするカフェ。
同居するにあたって主人公が約束させられたのは「魔女の後継者として、真摯に魔法の修行に励むこと」…。

個性的なキャラクターと、ハーブの香りが彩る、とても優しい物語でした。

読み終わって、早速カモミールティーを淹れたのは言うまでもありません笑

魔女、魔法使い、というと、箒に乗って空を飛び、怪しげな呪文を使い、大釜で薬草をグツグツと煮ている…というイメージを皆さん持つのではないでしょうか?
ハリーポッター好きの私は、もちろんそういう魔法使いも大好き。

でも。
その昔、星や月、雲の動きで天気を読み、作物の成長を調整したり。
草花や木の実の効用を調べ、薬にしたり、オイルにしたり。
本来の魔女や魔法使いって、自然に精通し、その知識を深め、賢く生きていた人たちだと思うのです。

その魔法の知識を使って、人生を優しく生きるためのひとさじの魔法が、この本には沢山描かれています。

そういえば、《西の魔女が死んだ》でも、魔女であるおばあちゃんが、主人公とぶつかった夜に淹れてくれた飲み物もカモミールティーだったような。

長い人生、良いこともあれば嫌なこともあります。
たまらなく腹が立ったり、悲しくて涙が出たり。
そういう時に、自分自身を見つめなおすこと、あたたかいお茶を飲んで深呼吸すること、美味しいお料理を食べてお腹を満たせば心も満たされること…
魔女や魔法使いたちの使う魔法は、そうやって、自分で自分のご機嫌を取るためのちょっとした人生のスパイスなのではないでしょうか。

作中、魔法とは何かと問う主人公に伯父はこう答えます。
『魔法とは意志に従って、意識の中に変化をもたらす業である。』。

手品みたいに、劇的に運命を変えることは出来ないけれど、時にハーブや月の力を借りて、自分の運命を受け止める意識を変えることはできる。
上手く使えれば、それは人生を優しく生きれる、素晴らしい魔法だと思います。

私もハーブやお花の力を借りることが多いのですが、自然の偉大な恵みに感謝して、大切な人を大切に、自分の人生を楽しく、ご機嫌に生きたいなと思いました*

一杯のハーブティーや、ひとさじのスパイスがかける小さな魔法、その力を私も信じています。


…………*



そして、作中に、市販のルーにひとさじの魔法をかけて、とびきり美味しくなるカレーの描写が出てくるのですが、それが本当に美味しそうで…スーパーでルーとスパイスとハーブを調達し、私も作ってみました(笑)

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娘も食べるのでスパイスの量を調整しつつ、挽肉と玉ねぎを煮込んで、家族の好きな野菜を乗せました♪
みんな美味しい!いつもと違う!と喜んで食べてくれてにっこり。

たまたまですが、最近このブログに載せた食事の写真、全部カレーですね(笑)
美味しくいただきました☺




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