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== 美術 ==

パリジェンヌ展*

週末バタバタしてしまって、パリジェンヌ展の感想が遅くなってしまいました。

25日、ソウルメイトと寒空の下、世田谷美術館へ。
砧公園の一角にある美術館。
雪に白く染まった公園、あの大雪の翌日なんかはとっても綺麗だったでしょうねとソウルメイトと話していたのですが、私達が行った時にはアイスバーンがひどくて雪景色を楽しむ余裕はありませんでした(笑)

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雪に埋もれた看板。
ひっそりと佇んでいます。

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サロンの女主人から、母親、街角で働く女たち、画家や女優に至るまで。
ボストン美術館所蔵の作品の数々から、18世紀から20世紀まで、パリに生きる女性の姿を追ってまいりました。


特に、第一章の《パリという舞台ー邸宅と劇場にみる18世紀のエレガンス》が私のお気に入り。

サロンで使われていたであろうティーセットやマダムのドレス、室内装飾を描いた絵画などに目を奪われます*

ティーセットのデザインは東洋趣味が見られて、日本人として嬉しい気持ちに。
女主人の趣味が存分に反映されたサロン文化が花開き、
その流れで、1689年ごろにカフェとは違う、紅茶とお菓子を提供するサロン・ド・テが作られたそうで。

どの時代の女性も美味しいお茶とお菓子でおしゃべりするのが好きなのですね*
国と時代が違えど、永遠に愛される憩いの時間という共通点に、18世紀のマダムやマドモアゼルたちが一気に親しみ深い存在に感じます。

曲線的なシルエット、可憐な小花柄のシルク生地、花びら状のレースで飾られたドレスや、高さ1.2mの鬘デザイン画などにもうっとり。

それから、バレエを愛する私は、世界で初めてアントルシャ・シスを踊ったルイーズ=マドレーヌ・ラニの絵が見れたのがとっても嬉しかったです♡
当時踊り手といえども、足首を女性が出すことは、かなり前衛的だったそうです。


第二章の《日々の生活ー家庭と仕事、女性の役割》では、子供を愛し、育てる母親たちの姿も。

特にオーギュスト・トゥルムーシュの《読み方のレッスン》は、服装や室内装飾に気を配り、芸術を愛し、子供に愛と教育を与えるという当時の理想の母親像が表れています。
少し前の時代では、上流階級では母親は育児に関知しないのが主流だったので、女性の役割の変化が分かりますね。

第三章《パリジェンヌの確率ー憧れのスタイル》では、コルセットや、シルクサテン、シルクレースの女性用靴や、オートクチュールの誕生。
そんなパリジェンヌに憧れ、パリジェンヌ風に装ったボストン社交界の女性の肖像画などで、当時の、パリジェンヌへの羨望の熱い眼差しが時を越えて伝わってきます!


第四章《芸術をとりまく環境ー製作者、モデル、ミューズ》では、絵筆をとった女性たちの作品が。
ここで大好きなサラ・ベルナールの彫刻作品を見ることができました!!
ヴィクトル・ユゴーや、ジャン・コクトーに愛された女優であり、毎晩棺で眠っていたというあやかしの女性。
彼女の芸術家としての作品を見たのは初めてだったので、とても嬉しかったです♡

最終章《モダンシーンー舞台、街角、スタジオ》ではかの有名なムーランルージュの踊り子のイラスト、街角で野菜や花を売る女達の写真、キュロットやギャルソンヌスタイルの女性の絵画、
そしてフランスの元祖小悪魔女優、BBことブリジットバルドーの写真まで、生き生きとしたパリジェンヌたちの姿を見ることができました。



ファッションや価値観、情勢の変化の中で、パリを生きた女性たち。
今も昔も憧れられるパリジェンヌの様々な側面を垣間見ることが出来る、素敵な美術展でした*

お土産はこちら。

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踊り子の肖像のファイル、それからバレエ史の本。
こちら、太陽王によるバレエ誕生からバレエ・リュスまでバレエの歴史がオールカラーで綴られていて読み応えがありそう🎀

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子を慈しむ母の絵画たち。
上記の《読み方のレッスン》と、フラゴナールの《良き母親》のポストカード。

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18世紀のパリジェンヌを包んだドレス。

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エッフェル塔とパリジェンヌの足首♡
お友達たちにお手紙を書くことが多いので、美術展に来るとポストカード沢山お迎えしてしまいます♪

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パリ繋がりでNINA'Sのマリーアントワネットティーも売っていたのでソウルメイトとお揃いで購入🌹
バラとりんごの香り高い大好きなお紅茶です♡


美しいものを愛する、優しいソウルメイトとパリの女性たちの心意気や生き様を堪能した、素晴らしい1日!

今年も沢山美しいものを一緒に見て、楽しい思い出を作ろうねと誓い合って、美術館を後にしました。
(本当はパリジェンヌのように颯爽とヒールを鳴らして歩きたいところでしたが、スケートリンクのような道なのでお能のすり足状態だったのが残念です(笑)


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